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ホルモン剤の副作用②

2015.12.18

乳がんと私

私にはもうひとつのホルモン剤による副作用がある。

(ホットフラッシュについては、12月5日 ホルモン剤の副作用に変化が・・  に記載)



今、一番闘ってるのがこれ!動悸



以前、私が京大病院乳腺外科の先生方と市民公開講座で講演をさせて頂いたときに、演者席に一緒に座っていらした京都大学病院 精神科の先生が

「乳がんと診断された私の生活は?~診断からがん治療中の私~」というタイトルで講演された。



聞きながら、目からウロコだった!!!!



まさに私の症状そのものだったから!!!!





私のようにホルモン剤によって動悸が激しくなる原因として

– -内容抜粋 – – –

ホルモン剤が脳の不安や心配を司るところに刺激をする。

その部分の大きさは人によってことなるし、刺激するのも人それぞれだし、その人の環境によっても異なる。

一時的に症状を抑えるお薬を飲むことは有効であるが

時にそれを多用すると常用性が出てくる可能性がある。

がんと薬の関係を研究している医師に相談するとそれを少しずつ緩和していく薬が認可されていて処方してもらえる。

ただし、内科や乳腺外科では投薬できず、精神科・心療内科での診察と処方が必要とのこと。

で、マストは「がんと薬の関係を研究している医師」であること。

– – – – – – – –

私の動悸は朝目覚めた瞬間のお布団の中から始まり、

仕事中は何度も襲われ、

あまりひどいと30分も経たないで追加のお薬を飲み、

もっとひどいと過呼吸になって、会社で横になったりしていた。




とにもかくにもすぐにかかりつけの乳腺外科の先生にその話をしたら、そういった心療内科の先生をご紹介いただけるとのことだったが、紹介頂く先生は自宅から遠いので「とりあえず近所の心療内科行ってみます」と紹介状を書いて頂いた。



近所の心療内科・・・・・・・・  もう行かない!



個室で一人で絵を描いたり、一方的に先生からお話をされて、私がここに来た経緯をお話したくても受け付けてくださらない。

 

最後に経緯をお話しても・・

「そんなん大丈夫や!」    終了!?


で確か5~6千円の高額な支払いをした。



そこで、市民公開講座でご一緒した先生にメールしてそういった研究をされている心療内科の先生をご紹介頂いた。

また、他の心理療法士の先生からも心療内科の先生をご紹介頂いた。



お忙しいのに迷惑をおかけしては、、なんて遠慮しないで最初からお聞きするんだったと反省。


今年の春から紹介頂いた先生方のうち、通い安い先生のところに行っている。



6月に会社を辞めたこともあって、今はかなりいや格段に動悸の薬の量も減ってきた。



最終的にはこれをゼロにして、そのうえで心療内科の先生から頂いているお薬もゼロにするのが目標。



私のかかっている心療内科の先生!それはそれはお優しい眼差しと柔らかさと時にユニークさを持っている。

3歩下がって2歩進む。でいい!ゆっくりな!と。



そして、今日が二か月ぶりの診察日だった。

相変わらずお優しいお顔で迎えられた。

乳がんの皆さんに喜ばれるようにアボワールが順調で、一人でも多くの乳がんの方の笑顔に繋がるようにと一緒に一喜一憂してくださる。


今もときどき動悸が強くなるけど、無理をしないでゆったりと過ごすように心がけている。

結果的にいい先生に恵まれてよかった。



 

 お医者さんの帰りに通りかかった教会

   ~これぞツリーだわ!!~

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